1.使命

創造性は、広く文明の根底に横たわり、すべての人間に与えられている人類すべての共通の課題です。「日本創造学会」は、あらゆる分野の理論と方法の創造的な結合により、創造に関する研究と実践の育成発展とその成果を社会に浸透、普及させることを目的としています。

2.特徴

1984年(昭和59年)より当学会は、日本学術会議の登録研究団体です。会員は全国から広分野(科学・技術から教育・美術まで)の学者、研究者、教員、企業人たち230人あまりで構成されています。研究大会、各種研究会、論文誌、ニューズレターの発行、国際的な交流などの活動を行っています。

3.学会の概要

1979年(昭和54年)の創立以来当学会は、日本の創造性研究をリードしてきました。そして、中国、韓国の創造学会の設立をバックアップしてきました。欧米の学会とも交流しています。毎年1回の研究大会と、論文誌等で、会員の創造性研究を援助しています。

4.創立

1979年(昭和54年) 10月20日 創立
1984年(昭和59年) 日本学術会議(Science Council of Japan)登録団体

5.会員

会員は正会員、学生会員、ジュニア会員、名誉会員、海外会員の各会員で約230名

6.国際交流

米国、英国、中国、韓国の創造性研究団体とネットワークを持ち、交流しています。

7.研究大会

創立以来、毎年秋に開催されます。詳しくはこちらをご覧ください。

8.出版物

  • 毎年1回、論文誌「日本創造学会論文誌」を発行しています。
  • 毎年季刊で「ニューズレター」を発行しています。

※過去の出版物はこちらをご覧ください。

9.研究会

クリエイティブサロンを年5-6回定期的に開催しています。講演会、ワークショップ、パネルディスカッション、フィールドワークなど、多彩な学術的イベントを企画しています。

10.歴代理事長

第1代(1979~81)川喜田二郎(筑波大学教授)
第2代(1982~84)恩田  彰(東洋大学教授)
第3代(1985~88)大鹿  譲(大阪工業大学教授)
第4代(1989~95)師岡 孝次(東海大学教授)
第5代(1996~98)西   勝(明治学院大学教授)
第6代(1999~01)比嘉 佑典(東洋大学教授)
第7代(2002~04)髙橋  誠(株式会社 創造開発研究所所長)
第8代(2005~07)國藤  進(北陸先端科学技術大学院大学教授)
第9代(2008~09)林  義樹(日本教育大学院大学教授)
第10代(2010)奥  正廣(東京工科大学教授)
第11代(2011~13)徐  方啓(近畿大学教授)
第12代(2014~16)櫻井 敬三(日本経済大学大学院教授)
第13代(2017~19)田村 新吾(ワンダーワークス代表取締役)
第14代(2020~22)永井由佳里(北陸先端科学技術大学院大学副学長)
第15代(2023~)豊田 貞光(産業能率大学教授)
※肩書きは在任中のもの